2016年12月06日

冬の鰹漁

2日 5時40分に鰹漁へ出港。
5km沖の枇榔島を通過するころには、既に数隻の僚船から仕掛けを投入したと無線が入る。
沖に出ると、前日の風が残っており、波も結構あって、船べり近くで作業している時に波を被ってしまった。

操舵室の窓から(水平線からすると船が傾いている)
DCF00552.JPG

準備は、まず両舷に10mの引縄用の竿を倒し固定する。
その竿の先端から、通称、飛ばしあるいは飛行機と言って、引くと水面を波立たせて、その後方に4.5m間隔で3本の擬餌針を引く。竿の途中2か所からは潜水板、そしてそれぞれ擬餌針1本を引く。船尾の両角からも潜行版を引き、船尾中央の竿からも飛ばしを引く。したがって、飛ばしの仕掛けが3セット、潜行板の仕掛けが6セットになり、準備に結構時間を要する。

真赤な日の出(肉眼だと深紅だ.)
DCF00554.JPG

水深90m付近から引縄漁開始、そのまま120mまでまぎって(引縄をすること)気付いた。「太陽に向けてまぎっている」この方向に引くと、太陽と魚の間に擬餌針があり、魚からは擬餌針が見えにくい(過去の経験からそう思っている)進路を南東に変更
しばらくすると、飛ばしに鰹が喰ってきた。しかしその周辺をまぎるも後が続かない。
ベテランの僚船も単発でしか喰わないと嘆いている。
水深120m付近に戻ってきて、時々釣れたが、ほとんどが一度に1尾の単発だった。

3日、前日釣れた8尾中7尾を出荷して出漁
前日釣れた海域では全く釣れず、他の船もさらに沖に出たり、北に上ったり、南に下ったりしている。
海水温が急に高くなる(22.3℃→22.9℃)海域の高い所で2尾釣れたので、潮目があると思い、その海水温が高い側を徹底してまぎったが釣れなかった。
何とか5尾釣った時に、夕方お客が来ると連絡があった。早めに帰るとすれば、娘家族にも鰹を送りたいと、港に向けまぎりながら一直線。

2日間を振り返ると、1枚の潜行板で3尾釣っている。この板は「この板に合わせて他の板を調整しなさい」とベテラン漁師にいただいたものだ。他の板も調整して以前より釣れるようになったと思っていたが、まだ調整不足のようだ。
また、船尾から出している潜行板仕掛けに喰ってきたとき、引き上げて潜行板を投入すると、その潜行版にすぐ喰ってきた。通常は釣れるとその鰹の群れから離れないために、旋回するが、「鰹が船に付くこともある」と言う状態だったようだ。
まだまだ勉強することが多い。

posted by masamaru at 14:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「操舵室の窓から(水平線からすると船が傾いている)」って、詩的です。

船が傾いているのではなく、水平線を船が傾けていると表現したいです。

例えば

鰹船水平線を傾けり

ありゃ、夏の俳句になっちゃいました。
Posted by あ〜すけ at 2016年12月07日 11:52
あ〜すけ さん

コメントありがとうございます。

>船が傾いているのではなく、水平線を船が傾けていると表現したいです。

なるほどです。発想、視点を変えると句材になりますね!
Posted by 正丸 at 2016年12月07日 16:35
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